保守点検を分離してよいのか

カテゴリ:管理費用の見直し 投稿日:2024.06.04

管理委託業務の中に含まれている、「保守点検」ですが、よく聞かれるのが「管理会社の業務内から、直接契約に変えてよいのか」という点です。

回答としては「対象となる設備の種類や、マンションの規模によって異なる」というのが正しい回答となるでしょう。

給排水設備など、故障の頻度がそれなりにあり、また止まった際に影響が大きい設備については、管理会社に任せて緊急対応を含めて行ってもらうのが良いでしょう。

反対にエレベーターなどは、直接契約でも問題がありません。管理会社がどこであろうと、緊急対応をするのはエレベーター保守会社であり、責任を取るのもエレベーター保守会社だからです。

消防設備点検などは、法定で決められているものですので、どこに頼んでも業務内容が大きく変わらない、という点からは、どこに頼んでもよいでしょう。但し、大型マンションなどでは、お伺いする日程の調整などが複雑になってくるため、それなりに大きい設備点検会社に依頼するか、小型の会社に頼む場合は管理会社が間に入って調整をお願いする、等が必要となりますので、自分のマンションがどのような規模で、要望レベルがどれくらいなのか、ということを考慮して発注先を決めることをおお勧めします。

ダイアグノシスでは、各種の保守点検業者についてもご紹介できる「まっすぐ管理」を提供しています。是非ご利用ください。

マンションの適正管理費を
知りたい方はこちら

「テキカン」
シミュレーション

マンション管理・設備保守業者を
お探しの方はこちら

業者一括見積サービス
「まっすぐ管理」

関連記事

機械式駐車場の会計を分離しましょう

管理委託費とは

長期修繕計画とは