管理会社の変更と、立ちふさがる壁

カテゴリ:管理費用の見直し 投稿日:2024.06.04

皆様のマンションで、管理会社の見直しや変更を考えたことはありますか?

1度も考えたことが無ければ、是非一度検討をすることをお勧めします。

必ずしも変える必要はありませんが、管理会社の見直しを検討することで

 ・本当にこの会社で良いのか

 ・現在の管理委託費は正しいのか

 ・世間相場とのズレはどうなっているのか

 ・将来の修繕積立金が不足する中、管理費の減額はできないのか

等々、様々な角度から物事を考えることができるようになります。

大規模修繕工事の時期に差し掛かってから修繕積立金が足りない、と判明して、不必要な借り入れや一時金の徴収などが発生するリスクを下げることができます。

是非一度、「現在の管理委託費が適切なのか」という観点から物事を考えてみることをお勧めします。

管理体制を変更しようとすると、その際に立ちふさがるのが、主に

 ・現行管理会社からの反対・圧力

 ・長く住んでいる方や、現行管理会社の味方からの反対

の2点となります。もちろん、これは発生して当然のものであり、間違っていることではありません。これらの反対意見に対して、明確に「変えたほうが良い」という根拠を示すことが重要です。管理委託費が現在より○○%下がる、とか、現在の管理業務品質が具体的にこのような点で悪い、等を示して、理解を求めること、また管理会社への改善を促したが対応されないことなどをしっかりとお伝えして、進めていくのが良いでしょう。

上記の点を反対に言えば、「明確な理由なき管理会社の変更」は避けるべきです。

たとえば、「毎年とか、3年に1回とか定期的に見直すんだ」とか、「俺の知っている会社のほうが良い」等という理由での変更はお勧めしません。

ダイアグノシスでは、管理委託費が適正かどうかを調べることができる、「テキカン・シミュレーション」を提供していますので、是非ご利用ください。

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