機械式駐車場の会計を分離しましょう

カテゴリ:管理費用の見直し 投稿日:2024.06.04

皆様のマンションには機械式駐車場が設置されていますか?

設置されているとしたら、「駐車場に関するお金」を独立した会計としているかどうかを確認してください。

駐車場収入が管理費会計に入っているのはNGです。これだと「本来必要な固定収入である管理費(収入)が足りていない」可能性が非常に高くなります。

修繕積立金に入っている、という場合もこちらも実はNGです。昔は「駐車場収入は修繕積立金に入れるべきだ」という話もありましたが、修繕積立金は全員での負担すべきものであり、駐車場利用者だけが負担すべきものではありません。

反対に「機械式駐車場の入れ替えに〇億円かかるから修繕積立金が足りない」となったとき、駐車場を利用していない人は、その入れ替えに反対をするでしょう。

なぜ駐車場を利用していない自分のお金を機械式駐車場に使うのか!?と。

機械式駐車場については、(平置きを含む)駐車場会計を作り、また「駐車場に関する長期修繕計画」を立てて、独自で運営すべきです。また、この長期修繕計画が破綻するようであれば、機械式駐車場を利用停止する、平面鋼製化工事を行う等の検討・判断が非常にしやすくなります。

是非会計を分けて独自採算にすることをお勧めします。

ダイアグノシスの「まっすぐ管理」では、機械式駐車場の保守点検や入れ替えを専門とする会社のご紹介が可能です。是非ご利用ください。

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