マンション管理を「定価」で買う理由

カテゴリ:管理費用の見直し 投稿日:2024.04.18

管理費」って何だろうと考えたことはありますか?

区分所有者の皆様が毎月支払う管理費は、携帯電話代や電気代、クレジットの支払いなどと同じで、商品やサービスを買った代償として銀行から月々引き落とされるものです。

すなわち、「マンション管理」とは商品(サービス)

マンション管理が他の商品やサービスと同じだとすると、

  • 管理を購入しているという意識を高く持ち
  • 支払っている購入費(管理費)が品質に釣り合っているか(納得のいくものか)を吟味する
  • 他社から同様のサービスを購入する場合の購入費との比較を行う

ことが、もっと当たり前に行われていいはずです。

定価で購入している現状

しかし、「新築当初は管理会社を選べない」、「管理サービスの比較は難しそう」などの理由から、多くのマンションでは、マンション管理について他社のサービスと比べることなく、定価で買っているのが現状なんです。本当にそれでいいですか?

理事会として取り掛からなければならないのは「お金」と「品質」の2点のみ

管理組合が抱える問題には、

  • 管理費会計が赤字
  • 修繕積立金が足りない
  • 管理費・修繕積立金の値上げ
  • 管理会社の対応や清掃の質が悪い
  • 植栽が枯れている

などといったものがありますが、理事会が取り掛からなければならないのは、総じて「お金」(組合資金)と「品質」(管理品質)の2点と言えます。

「競争原理の導入」と「透明性・公平性の確保」がポイント

管理委託費などの経費を削減しつつ(お金の問題解消)、管理品質を適正に保つ(管理の問題解消)ためには、すべての検討・導入プロセスを公開し、競争入札を行うことがベストです。

このためには、多数の業者を見積りに参加させ、あらかじめ見直し・用意しておいた管理仕様書(設計書)をもとに、各業者と交渉を行うことが求められます。しかし、マンション管理の専門家ではない理事(組合役員)にとっては、業者の募集と選定を自身だけで行うのはハードルが高いと思われます。

そこで、まずは「テキカン」シミュレーションをご活用いただくのもよいかもしれません。

今、お願いしている管理会社の管理委託費が世間的な相場と同じなのか、高いのか、それとも安いのか、ぜひ一度検証をしてみてください。 気になった業務については、実際に業者からの見積もりを取ることもできます。

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